コーポラティブハウスとは、自邸を所有したい方が集まって組合を結成し、共同で土地を購入し共同で建物を建設する、言わば住民が自分たちの為に建設する集合住宅です。住民がプロジェクト主体者となるため、それぞれの住戸を各々の好みに合わせて完全自由設計で作ることができ、生活スタイルや将来的な家族構成の変化など、ご家庭ごとに異なる事情を計画に盛り込むことができます。また、デベロッパーの経費や利益が発生しない分、比較的ローコストに住宅を取得することができることもメリットの一つと言えるでしょう。
コーポラティブハウスは地価の高くなった都心でオリジナルの住まいを手に入れいる手段として1970年台に日本で広まりました。しかし、近年になって”集まって住むこと”の意味が問い直され、良好なコミュニティを育む住宅取得の方式として再評価され始めています。ホロニカのコーポラティブハウスでは、”いかに人間らしく、自由に住まうか”を心がけて設計しています。
ホロニカのコーポラティブハウス・プロジェクト
アトリエ・ホロニカでは、コーポラティブハウスを事業化するために、事前に弊社で土地手配とプロジェクト計画を行い、企画完成後にプロジェクト参加者を募る方式で行っています。組合結成後も潤滑にプロジェクトを進行できるよう、ホロニカは設計・コスト管理・工事監理の面で全面的にサポートいたします。
FLOW
1. ホロニカ土地仮取得・企画・募集
まず弊社が土地を仮取得し、その土地に建てられる建物の大きさから募集する住戸数を検討します。建物ボリューム、募集予定戸数、想定費用が確定した段階でプロジェクト参加者を募集を開始します。参加相談は募集開始前より受付けておりますので、お気軽にお問合せください。
2. 組合結成・土地売却
プロジェクト参加者が8~9割集まった時点で建設組合を結成し、設計監理・コーディネイト契約を結びます。契約後、ホロニカで仮取得した土地を組合が取得します。※この時から実質の費用が発生します(行程・出資金相対表はこちら)。
3. 共用部・各戸設計
共用部と各戸の設計を行います。共用部の設計は組合で話し合って決めた必要機能を配した空間をホロニカがご提案します。各戸の設計では自由な住戸プランはもとより、窓の位置やバルコニーの大きさなども含めて、各参加者ご希望の生活スタイルを叶える空間設計を行います。
4. 施工・監理
複数の工務店に見積りを依頼し、届いた見積りを過不足がないように精査します。精査の後、価格と信用の両側面から工事施工業者を検討し、決定します。工事期間中は施工不良がないよう現場監理を行います。
5. 竣工・ご入居
工事が完了したら、いよいよご入居です。見積りにはエアコンなども含まれておりますので、別途業者を手配する必要はありません。お好きな家具を持ち込むだけで、計画時に想い描いた生活を始めていただけます。